たぶん百合のために

好きな百合作品の感想を綴っていきます

【最新話感想】できそこないの姫君たち23話(アジイチ)

ついに今日!

待ちに待ったできそこないの姫君たちの最新話が更新されましたね!

自粛中ということもあり、家にいたので更新されてすぐ見ることができました!

(いつもは仕事中なのでこっそりトイレで読むw)

 

 

 

 

 

 

https://storia.takeshobo.co.jp/manga/himegimi/

(ストーリーアダッシュで1~3話と直近5話は無料で読めます)

 

コミックス派の人や、まだ読んでないよという人にはネタバレ注意なのですが…

 

 

 

 

そうか、そうきたか。

といった感じの内容でした。

 

 

アジイチ先生のツイッターにも貼られている通り、今回はいろは回!

泉メインのエピソードはこれでひと段落ということですかね。

これまで話の良いアクセントになっていながら、あまり掘り下げがされていなかったいろはメインのお話がいよいよ始まります。

 

語られていなかったいろはサイドの話

 

恋は理屈じゃない、急に落ちるものだと父親にドヤ顔で語られるいろは。

そんな父親をいろはは一蹴しますが、どうやらまだいろはは誰かに対し恋に落ちたことがない様子。

恋に落ちた2人は結ばれ、みんなが幸せになる。

そんな夢と幻想を恋愛に対して抱いているようです。

 

いや、幻想って…(笑)

自分で言っていてあれですが、基本的には恋は幸せなものだと思います。

 

しかし今回目の当たりにした泉と藤白の関係にはいろはなりにも思うところがあるようで。

思わず藤白に思いの丈をぶつけてしまい、見るからにやつれている泉。

泉はみんなに迷惑をかけないよう、修学旅行の班行動を1人で回ろうとします。

そんな泉をいろははほっとけず。

いろはと泉、黒川と藤白という2つのグループに分かれての行動をすることに。

第20話では黒川と藤白のシーンのみ描かれて、こちらの2人は描写されていませんでしたね。

 

友達は長さじゃない。大事にしたいのは当然のこと。

いろはの友達想い、人を大切にする面が今一度見受けられます。

 

衝撃のラストシーン。正直予想していなかった…

 

1つの決着を見せた泉と藤白。

帰りの新幹線の中。たまたま2人になった泉はいろはにお礼を告げます。

「1人にしないでくれてありがとう」と。

 

その泉の笑顔を魅せられたいろはは……。

 

 

恋に落ちてしまいました。

 

 

うわあああああああああああああああああ

 

 

いや、確かに分かるんですよ。

泉はめちゃくちゃかっこよくて、それでいて超美少女。

こんなん惚れない方がおかしい、ってそうじゃなくて。

 

正直いろはは黒川のことが好きになって(友情の延長線)

黒川に藤白とどちらかを選ばせる。

そんな役割を担っているのだと思いました。

なので主人公たちの親友ポジションの2人の間でフラグが立つとは思いませんでしたね。

 

泉はしばらくは藤白のことを忘れることができないでしょう。

しかも彼女はこれからも藤白の近くにいることを選びました。

いくらフラれた、吹っ切ったといっても、近くにいるとその炎はなかなか消えないと思います。

 

でも確かに。

その泉の炎を別の物質へ変えることのできるのは。

いろはしかいないかな、とも思います。

 

新しい矢印が増え、ますます面白くなってきたでき姫。

来月が今から待ち遠しいです。